ゴルゴ13 試し読み
『ゴルゴ13』を読むかどうか迷っている人へ
さいとう・たかをさんの『ゴルゴ13』は、小学館の『ビッグコミック』で1969年1月号から続いている劇画です。単行本はリイド社のSPコミックス。主人公は本名不明の超A級スナイパーで、コードネームが「ゴルゴ13」、偽名として「デューク東郷」を使います。国家や企業、秘密組織が特殊なルートで接触してきて、自分のルールに合う依頼だけを引き受ける。引き受けたら必ずやり遂げるかわりに、ルールを破った相手には誰であろうと制裁を加えます。基本は1話完結で、現実の国際政治を下敷きにした回も多い作品です。小学館漫画賞と日本漫画家協会賞を受賞していて、2021年7月には単行本の刊行数が単一の漫画シリーズとして世界一だとしてギネス世界記録に認定されました。さいとうさんは2021年に亡くなりましたが、本人の意向でさいとう・プロダクションと編集部が連載を続けています。
配信ストアへのご案内は、ただいま準備中です。
で、これのどこが好きなのか
先に言っておくと、これは「主人公が成長する話」じゃないんだよ。むしろ逆で、ゴルゴは何十年経っても変わらない。そこが最高なんだ。
変わらない男が、変わる世界を映してる
ゴルゴ本人はずっと同じなんだけど、そのぶん、まわりの世界のほうが変わっていくのがはっきり見える。冷戦のころは米ソの話ばかりだったのが、2000年代に入ると中国を扱う回が一気に増える。天安門事件もベルリンの壁の崩壊も、この作品は追いかけてきてるんだ。
ゴルゴは鏡なんだと思う
動かない一点があるから、動いたものがわかる。半世紀ずっと同じ男を置き続けたことが、そのまま作品の芯になってる。狙ってやったのか結果そうなったのかは知らないけど、これはちょっと他にない。
喋らないのが強い
ゴルゴはとにかく喋らない。実はこれ、最初からそうだったわけじゃなくて、連載の初期はもっと喋ってたんだよ。それを作者が「あまり喋らせるとボロが出る」って言って、依頼人みたいな周りの人間に喋らせる方針に変えた。
ボロが出る、って正直すぎる
この判断が正直で好きなんだよね。神秘的にしようとして黙らせたんじゃなくて、実務的な理由で黙らせた。それが結果的に、あの底の見えなさを作ってる。
取材のしつこさが画面に出てる
街の描写がやたらといい。資料が手に入らなければ大使館に問い合わせて、それでも足りなければその国に行く一般人を探し出して、風景を撮ってきてもらってたらしい。銃も実際に撃って確かめてから描いてる。インターネットが無い時代にそこまでやるかって話なんだよ。
合わない人もいると思う
正直に言うと、万人向けではない。特に読み方の好みがはっきり分かれるところがある。
通して読む快感は無い
1話完結なんだ。どこから読んでもいいのは長所なんだけど、裏返すと「次が気になって止まらない」という読み方はできない。伏線が回収されて震える、みたいな体験を求めてるとたぶん肩透かしになる。
関係が育たない
登場人物は基本的に毎回入れ替わる。相棒もいない。人間関係が積み上がっていくのを楽しみたい人には、ここがどうしても物足りないと思う。
暴力の描写は容赦ない
殺し屋が主人公の話なので当然といえば当然なんだけど、そこは緩めてない。苦手な人は無理しなくていいと思う。
で、誰に読んでほしいか
長い連載を追いかけるのがしんどくなってきた人にこそ勧めたい。1話完結だから、今日1話読んで、次に開くのが3か月後でもちゃんと成立する。この気楽さは巻数の多い作品では珍しい。
巻数に怯まなくていい
電子版は221巻まである。数字だけ見ると引くと思う。でも全部読む前提の作品じゃないんだよ。適当に開いた1冊が、そのまま入口になる。
まずは試し読みでいい
合うかどうかは1話読めばわかる。むしろ1話でわからない作品じゃない。そこが親切なところだと思う。
この作品について
配信の実データと、確認できた公式情報だけを並べています。
- 作者
- さいとう・たかを
- 出版社
- 小学館
- 掲載誌
- 小学館『ビッグコミック』/単行本はリイド社『SPコミックス』
- 連載期間
- 1969年1月号(1968年11月発売)〜
- 連載状況
- 連載中
- ジャンル
- バトル・アクション漫画賞受賞ミリタリー
- 電子版
- 221巻まで/全221冊
- 配信期間
- 2010年4月8日 〜 2026年7月6日
- 評価
- ★4.34(909件)
- 試し読み
- あり
この作品のQ&A
- 『ゴルゴ13』は何巻まで出ていますか?
- 電子版は221巻まで、全221冊が配信されています(2026年7月6日時点)。紙の既刊とは数が違うことがあります。
- 『ゴルゴ13』は無料で読めますか?
- 試し読みの用意はありません。
- 『ゴルゴ13』のほかの人の評価はどうですか?
- 配信ページに付いているレビューは909件、平均4.34点(5点満点)です。巻ごとの点数は巻の一覧にあります。
- 『ゴルゴ13』を全部そろえるといくらですか?
- 全221冊で129,649円です。1冊あたり約587円になります。価格は取得時点のもので、セール等で変わります。
巻ごとの配信状況
配信されている巻を並べています。
配信日と評価を表で見る(全221冊)
| 巻 | タイトル | 配信日 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 1巻 | ゴルゴ13(1) | 2010年4月8日 | ★4.24 |
| 2巻 | ゴルゴ13(2) | 2010年4月8日 | ★4.50 |
| 3巻 | ゴルゴ13(3) | 2010年4月8日 | ★4.13 |
| 4巻 | ゴルゴ13(4) | 2010年4月8日 | ★4.50 |
| 5巻 | ゴルゴ13(5) | 2010年12月2日 | ★4.57 |
| 6巻 | ゴルゴ13(6) | 2010年12月2日 | ★4.50 |
| 7巻 | ゴルゴ13(7) | 2010年12月2日 | ★4.50 |
| 8巻 | ゴルゴ13(8) | 2010年12月2日 | ★4.50 |
| 9巻 | ゴルゴ13(9) | 2010年12月2日 | ★4.50 |
| 10巻 | ゴルゴ13(10) | 2010年12月2日 | ★4.50 |
| 中間の201冊を省略 | |||
| 212巻 | ゴルゴ13(212) | 2024年4月5日 | ★3.00 |
| 213巻 | ゴルゴ13(213) | 2024年7月5日 | ★3.00 |
| 214巻 | ゴルゴ13(214) | 2024年9月5日 | ★3.00 |
| 215巻 | ゴルゴ13(215) | 2024年12月5日 | ★3.00 |
| 216巻 | ゴルゴ13(216) | 2025年4月4日 | — |
| 217巻 | ゴルゴ13(217) | 2025年7月4日 | — |
| 218巻 | ゴルゴ13(218) | 2025年9月5日 | — |
| 219巻 | ゴルゴ13(219) | 2025年12月5日 | — |
| 220巻 | ゴルゴ13(220) | 2026年4月6日 | — |
| 221巻 | ゴルゴ13(221) | 2026年7月6日 | — |
| 1冊の価格 | 534円〜840円 |
| 全221冊 | 129,649円 |
価格は取得時点のものです。セール等で変わります。
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